信濃川あひるの "Don't be cruel" 〜冷たくしないで

信濃川あひるが「およそ1000文字」で思いを綴ります。

【告知】2019年3月24日 ミズモトアキラトークイベント

こんにちは、今回は告知です。

DJでエディターのミズモトアキラさんを年に1回 新潟へ来てもらう試みを2016年からやっております。昨年の11月に新潟・北書店にてNegiccoのメインコンポーザーであるconnieさんとの対談も記憶に新しいのですが、なんと4ヶ月ぶり!にまたまたやってきます。

テーマは『武田百合子』さんです。

ミズモトさんを知った時、僕は17才。1999年の高校2年生の頃に『rock the roots』という深夜の音楽カルチャー番組のメインパーソナリティとして目の前に現れました(当時は水本アキラ表記)

初見では愉快なキャラクターの兄貴分。的な認識だけだったのですが、番組内で音楽カルチャーに興味を持ち始めた高校生にとって"イイトコドリ"のゲスト陣(コーネリアスサニーデイ・サービスキリンジから、みうらじゅん常盤響しまおまほ などなど←憧れゆえに全て敬称略)との立ち振る舞い、軽妙にお話をするミズモトさんの人物にも興味が向き始めました。

ミズモトさんの文章を雑誌で目にしていたのは、主に1999年〜2001年頃の『MARQUEE』『RELAX』です。テレビでの印象そのままに、そこからは加えて知的な感じもあり、ますます気になっていったのでした。

そこで紹介される音楽・映画・小説作品などは、ハッキリ言って当時の僕には手を出しにくいものばかりでしたが(特に音楽についてはネットもまだまだなかったため、視聴もハードルが高かった)作品に触れるタイミングによっては、深く楽しめるものも楽しめない(この持論についてはいつか説明します)と思い「ちょっと背伸びして名前だけは覚えておこう、くらいの引き出しに入れておきたい情報」をいつも提供してくれる存在でした。

その後2001年から東京の大学に進学した僕は、ミズモトさんが開催していた吉祥寺スターパインズカフェでのDJイベントへ遊びに行ったり、スペースシャワーTVの音楽バラエティなどでも目にしたりと、その活動を"原理主義にならない温度"で追い続けていました。そして、ご本人は知らね〜!と思うかもしれませんが、僕は共に成長させてもらった感覚があります。

 

ミズモトさんの魅力]

・興味はあるけどなんか難しそうで自分からは手を出せないこと→わかりやすく魅力的に紹介する

・みんなが知っていること→さらに違った楽しみ方があることを教えてくれる

にあると思います。あなたにはそういう感覚を持った先輩はいますか?僕はたくさんいます。うれしいね。

 

ササっと説明するとこういう感じです。

今回のテーマ『武田百合子』さんについても、ほんと偶然ですが、僕はここ半年で雑誌POPEYE〜Oliveの変遷から、初期クウネルの創刊までの気分の流れがやっとわかったところなので、すごくタイムリーなテーマとなっています(クウネル 創刊号では"武田百合子"がとりあげられている)

みなさまぜひ遊びに来てください。

僕は4月から上京するので、新潟でイベントを企画するのは、いったん最後になります。そのへんも踏まえて(笑)よろしくお願いします。ご予約は担当の鷲尾(僕です)まで!

 

(以下、ミズモトさんのHPより引用)

『戦後日本を代表する小説家・武田泰淳の妻である武田百合子

夫や娘との生活を綴った『富士日記』(1977年)でエッセイストとしてデビューしました。

「天衣無縫」「天性の文章家」と賞賛される彼女の随筆は現在もなお新しい読者を獲得し続けています。

百合子の作品を長年精読し、『富士日記』を題材にした書籍を2018年秋に発表したミズモトアキラが秘蔵映像&音声なども紹介しながら、武田百合子ワールドの魅力を語り尽くすイヴェントです。

まだ一冊も彼女の書籍を読んだことのないあなたもぜひ気軽にご参加ください。』

https://www.akiramizumoto.info/yuriko2019/


f:id:washoko:20190212101438j:image

f:id:washoko:20190212101323j:image

f:id:washoko:20190212101319j:image


武田百合子さんについて知っていることを話そう。』

@新潟・北書店

新潟市中央区医学町通2番町10-1-101

日時:2019年3月24日(日)

出演:ミズモトアキラ

料金:1,500円

時間:19時00分~21時00分

ご予約/お問い合わせ:

電話 025-201-7466(北書店)

mail keiwashio@gmail.com(担当・鷲尾)