三重県亀山市『びっくりや』
会話の中でおもしろワード・キラーワードとして機能することを意図して放たれる言葉に、すでに賞味期限切れなものってありますね。たとえば「口の中の水分ぜんぶ持ってかれる〜」とか言われても、もう心踊らないですよね。
最近ではそこに「トリッキー」が加わってる気がします。僕はどうしても使いたいときは、なるべく「テクニカルな〜」とか別な言い方で使い分けたいです。
さて今回は"あの"フォークダンスDE成子坂の桶田さんのソウルフード、目的地❷の三重県亀山市の『びっくりや』というローカル・大衆・焼肉店です。
(くわしくは前々回を参照)
https://washoko.hatenablog.com/entry/2019/02/06/000019
外観はこんな見た目。日本列島は山と山の間に街が形成されていますが、初めて行った三重県は基本「山」ばかりでした。そんな山道を走っていると突然あります。夕暮れ迫る知らない土地で、かなり広々とした(荒涼な?)駐車スペースに大型車ばかり駐車してあるので、僕はすぐに店内を察しました。
店内はこうです。焼肉店なので鉄板or網が選べます。非常に雑然としていますが、ほとんど全員がお酒を飲んでいて割と祝祭ムード(?)あふるるゴキゲンな空間です。しばらく席に案内されないのも予定通り。
コンビニ系漫画の中に『トマキュラ』があるなよ。
*トマキュラ:2018年末に発売されたネット発のキャラクター系絵本。
甘めの赤味噌ベースのタレに合わせた肉とキャベツを、何の工夫もない鉄板でジュウジュウ焼いたものをモグモグ食べます。あと、シメにさらに牛ホルモンと柔らかうどんを混ぜたものもスルスル食べました。ハッキリ言ってすべてうまいです!鉄板を選んで大正解!
聞くところによると、お店は創業50年で、退店時に「なぜか」お客さんがお店のおじいさん(おじさんではない!)たちと写真を撮っていて愛されてるな~および、最後の別れなんて言葉が似合う場面だと思いました。しかし、床に余裕でキャベツが落ちてる。
おいそれと行ける場所ではありませんが、こういう後継者もいないであろう、ごく一部の人しか知らない楽しみに思い切って触れてみるのはどうです?(なせが落語家の弟子の口調で)
https://s.tabelog.com/mie/A2402/A240202/24004532/top_amp/
その後すぐに三重県を離れて、湖のほとりに泊まるのが好きな僕は、琵琶湖を眺めるホテルに宿泊しました。翌日は❸つめの目的地山口県です!