信濃川あひるの "Don't be cruel" 〜冷たくしないで

信濃川あひるが「およそ1000文字」で思いを綴ります。

山口県山口市『長沢ガーデン』

民宿あひる→琵琶湖の見えるホテル(意味なく名前は伏せます)と、連日、湖のほとりに泊まった僕です。だんだんと本当に心が透明な気持ちになってきたかもしんない。2019年、透明な僕はじまる。なーんて思ったとか思わなかったとか。

しかし民宿と違ってホテルって部屋がめちゃくちゃ暖かいんですよ。もろに高気密・高断熱って感じ。素泊まりプランだったのですが、朝食バイキングは2500円もしたのでやめました。窓の外、朝日のまぶしい琵琶湖を眺めながら、わざわざで買ったカンパーニュと水を飲む。ここまま健康になっちゃうよ〜!

この日の移動は長距離です。ホテルから目的地❸の長沢ガーデンまでは車で7時間。僕は本州の西側だと広島までしか行ったことがありません。ゴールは広島からさらに高速(ちなみに高速道路のことね。この注釈、いる?)で2時間。遠すぎる。でも今みたいな時じゃないと行けないのだから行きます。

くじけませんよ。男の子です。『一休さん』だって親元を離れてお寺で修行したんだ。僕だってそのくらい…とは言っても一休さんはせいぜい小学校低学年で、僕は36ですが(この段落、いる?)

移動中の車内ではロックンロールやダンスミュージック、過去に集めたラジオ番組を聴くのが楽しいです。ちなみに、京都を通過するときは、ちゃんとくるりを聴きましたし、神戸ではtofubeatsを聴きました。僕はゲンを担ぐタイプなんです。ラジオ番組で流れててビックリしちゃったんだけど、よく劇団ひとりがモノマネするビートたけしの『浅草キッド』という曲のオリジナルを初めてフルで聴いたんですが、たけしの声の伸びヤバイよ。モノマネだとカッスカスじゃないですか。でもあれの5倍くらい歌が上手い。未聴の方はぜひ〜!あと、ファミコンがんばれゴエモンシリーズをやったことのある人ならわかると思いますが、車がどんどん西に進むにつれ、面が進んでいくのと同じ緊張感が味わえました(わかる人向け)

そんなことを考えていたら16時頃に到着しました。山口県山口市『長沢ガーデン』です。新潟の人にわかりやすく言うと国道116号線沿いに突然ある『公楽園』の西日本版です。今回はそこへ宿泊して、今や数少ない「うどん自販機」を楽しむのが目的なのです。


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見た目はそう、ロードサイドにあるドライブイン的な感じです。そこにレストラン・割烹・温泉旅館がくっついています。

 


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レストラン、うどん自販機はあとにして、まずはチェックインです。築年数50年の割には妙に色鮮やかなエントランス。妙に生き生きとした植物が出迎えてくれます。ちなみに、素泊まり4000円の本館・3500円の別館とあり「せっかく」なので安い方を選びました。

 


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その後、案内されてこういうとこを進みます。同時に1人で来ている女の人も一緒に案内されてたのですが「(こっちですかね?)」「(厨房…?)」みたいなアイコンタクトをしながら、スリッパぱたぱたさせながら進みます。

 


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ぱたぱた、ぱたり。

いよいよ部屋に到着しました。

「(リアリズムの宿…?)」

「(番号?)」

ついに顔を見合わせるふたり。

 

後半へつづきます